NURSING
看護部
澤本 枝里
基本姿勢
- 患者さんの個々のニーズに基づいて援助する
- 患者さんとの信頼関係を大切にし、心のこもった看護を提供する
- よりよい看護を提供するために、積極的に学習する
- 患者さんと共に歩んだ実践を大切にする
- 社会・組織のチームの一員としての役割がわかり、協働できる
- 相手の立場を尊重し、思いやりのある態度がとれる


病棟看護
一人の患者さんを一人の看護師(担当看護師)が、入院から退院まで、また繰り返し入院される場合も、責任を持って担当します。担当看護師を中心に患者さん一人一人に最適な看護ケアを提供できるよう努めています。「自分のことをわかってくれる看護師さんがいる」そんなふうに思ってもらえることが、安心に繋がるのではないかと考えています。病気に関しての悩みや疑問、日常生活で困っていることなど何でもご相談ください。入院中の様子は外来に引継ぎます。必要な時は、医師、リハビリ、地域連携、薬剤師、栄養士など、多職種と連携します。



当院では看護方式をプライマリーナーシングとしています。一人の患者さんを一人の看護師(プライマリーナース)が責任を持って担当します。プライマリーナースを中心に患者さん一人一人に最適な看護を提供できるよう努めています。病気に関しての悩みや疑問、日常生活で困っていることなど何でもご相談ください。
日本難病看護学会認定の難病看護師による看護外来を行っています。
診察とは別に、患者さんやご家族から個別にお話を伺う取り組みです。
「日によって調子の波がある」
「職場に病気のことをわかってもらいたい」
「小さな子供が2人いて、育児が大変と感じる」
「旅行に行きたいが、大丈夫だろうか」
診察の場面ではなかなか相談できない日々の変化や生活の状況をお話ししながらどうやって病気とつきあっていくか、一緒に考えていく時間になればと思っています。
外来看護(看護外来)
神経難病の患者・家族の皆さまは、病気を持ちながら、長い人生を歩き続けます。
その中で、診断、治療・治療の継続、病気の細かな症状、仕事、経済面に関することなどの不安や困難は、変化しながら多岐にわたります。
長年にわたり、外来における看護業務は、診察の補助・処置が優先され、患者・家族の皆さまの生活の様子に耳を傾ける時間を確保できずにいました。
そこで、外来において、在宅生活を支援する看護ケアを提供するための体制が必要と考え、2017年10月「日本難病看護学会認定の難病看護師による看護外来」を開設しました。
看護外来は、病気のことをよく知る看護師(日本難病看護学会認定の難病看護師)が、個室において一定時間対応しています。
病気のこと、治療のこと、生活のこと、介護のことなど、その時々の不安や困難を共有し、一緒に対応を考えていきます。
状況に応じ、医師、リハビリ、地域連携、薬剤師など、多職種と連携していきます。
医療者からお声をかけさせていただくこともありますが、看護外来を希望される方は、気軽に外来看護師にお声掛けください。


「看護」についてのご紹介や、
患者さまとの日常のコミュニケーションなどもご紹介しています