医療法人セレス
CEReS Incorporated Medical Institution

神経疾患、特に神経難病の患者・家族に「添い続けたい」との思いこそ、「医療法人セレス」開設の原点です。
神経難病は長い期間、人生と共存します。医療機関が神経難病と共存している人生を支えるためには、病気をよく知っていること(専門性)と、ずっとすぐそばにあること(継続性)が必要です。『セレスへ行ったら、病気のこと、自分のことを解ってくれる人達がいる』。
こんな風に、患者さんとご家族に自然に感じてもらえるような医療機関になること、
そんな風に、組織として『患者家族に添い続けること、傍に居続けること』、それがセレスの目指すものです。
いつまで経っても未熟な組織かもしれません。しかし、力を合わせ、患者家族の皆さま、地域の皆さまに信頼され、社会に役立つ組織を作るために精一杯に努めさせていただきます。暖かく見守っていただければ幸いです。
深澤 俊行





理念





神経難病は長い期間、
人生と共存します。
セレスの理念は
「協同Collaboration、努力Effort、敬愛Respect、共生Symbiosis」です。
頭文字を並べて法人名の「CEReS」になります。どれも大切ですが、「敬愛」が特に重要です。どんなに大変な病気をもっておられる方も、望み、夢、興味、価値観などを、普通にもった「普通の人」です。私たちはそれを忘れ、誤解、錯覚、傲慢などから相手の個性を無視し、敬意を欠いた態度をとりがちです。医療者には、常に相手への「尊敬」の気持ちが必要です。その上で、プロとしての職能を発揮するのが役割です。尊敬がなければ良質の医療の提供などできません。
そしてセレスの理念を支えるのは個人として組織としての謙虚さです。人にはそれぞれに能力があり、性格があり、経験があり、歴史があり、環境があります。相手のそれぞれを尊重する謙虚さががなければ、いずれの理念も実践できず目指す組織も作れません。セレスはまだまだ未熟ですが、一歩一歩前進したいと考えています。
理事
理事長 深澤 俊行
専務理事 川島 淳
常任理事 西山 和子
理事 佐藤 和則
理事 山崎 寿弘
常任理事 西山和子より
2007年に医療法人セレスさっぽろ神経内科クリニックを開設しました。多くの皆さまに助言をいただき開院に漕ぎつけましたがクリニックでは医療展開に限界がありました。そこでまた、更なるご支援いただき2015年にさっぽろ神経内科病院を開院することができました。私たちのセレス丸はまだまだ出港したばかりです。医療や社会の進歩・変化の波に対応しながら航海を続けたいと思います。患者・家族の皆さまからもたくさん勉強させていただきながら沈没しないよう航海してまいります。長い人生を病気と共に歩んでいる患者・家族の皆さまが体験するその時々の出来事への対応を、いつも傍にいて共に考える「かかりつけ病院」として信頼いただけたら幸いです。

沿革
2007.4 |
準備室開設 |
---|---|
2007.10 |
さっぽろ神経内科クリニック開院 |
2007.12 |
医療法人セレスを設立 |
2008.1 |
さっぽろ神経内科クリニックに入院病棟を開設(19床) |
2015.7 |
さっぽろ神経内科病院開院(62床) |
2021.12 |
さっぽろ神経内科病院、さっぽろ神経内科クリニック統合(81床) |