神経難病学習センター
SUPPORT FOR PRACTICE OF THE LEARNING ORGANIZATION
学習支援業務
難病医療に長く携わった人は、人が生きる意味や生きる環境、病気の様子が多様性に富み、病気の人そのものも含めて、刻々と変化していくといった特徴をよく理解しています。たとえ同じ病気であっても、または同じ人であっても、ベストな医療はいつも同じではありません。パターン化された何かではありません。
変わり続ける神経難病をよく知り、変わり続ける人をよく知り、考え続ける。これが「それでも、できること」を探すために必要なことの一つです。
「学習」と「教育」は主語が異なります。機械ですら学習する時代、人の成長の素は誰からか半ば強制的に与えられる、プログラムされた「教育」から、人間らしい感性を燃料にして自ら得る「学習」に移っています。しかし学ぶ力や意欲は常にあるものでも自動的に湧いてくるものでもありません。神経難病学習センターは、神経難病の人に添い続けるために、神経難病医療に携わる人にとって必要なことを、一緒に考えます。
- 研究発表支援
- 難病看護師(日本難病看護学会認定)取得支援
- 疾患学習会の企画、開催
- 職員2on1ミーティング
- e-ラーニングシステム導入
- 図書の整備
- 業務手順の整備支援
- 大学看護学実習受け入れ
サイバー攻撃への対策が叫ばれている現在、医療情報も明確にその攻撃対象となっている現状があります。当院では電子カルテを採用しており、患者さんの大切で繊細な情報をお預かりしているという認識のもとに、安全な保管の仕方や使い方を、職員一同、徹底して参ります。